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hodokawayuuki’s blog

ホドの要約ページです🎵

『50万円でインターネットから中国3億人富裕層と商売する方法』(百度(バイドゥ)日本駐在主席代表 陳海騰さん著)(2012年)

f:id:hodokawayuuki:20151223110805j:plain『50万円でインターネットから中国3億人富裕層と商売する方法』(百度(バイドゥ)日本駐在主席代表 陳海騰さん著)(2012年)

本書は中国の富裕層、準富裕層(小資(シャオズ))に向けた商売の本です。計、約3億人存在する富裕層、それに準ずる小資は海外ブランドに目を向けています。

※中国では8割が農村戸籍、残りが都市戸籍。格差は大きい。(但し、物価が違う上に、夫婦共稼ぎが常識) (○農村戸籍@農村部の年収…62,000円 ○農村戸籍@都市部のブルーカラーの年収…164,000円 ○都市戸籍@ホワイトカラー72万円)

※中国は生産大国から消費大国に転換しようとしている。

では!

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⚫前書き

一昔前なら海外進出と言えば大企業のビジネスでした。しかし今はインターネットの普及によって中国への進出は個人でもできるようになっています。

その理由は中国のインターネット普及。中国のインターネット普及人口は3億世帯以上。世界一です。(ちなみにIT先進国と言われる韓国は都市部のみしかITインフラが整っていないのです。)

そして、小資以上の層は日本ブランドの安全性とクオリティに目が向いています。 (例・・・ファッション、健康、日用品、文化)

⚫富裕層の説明

とにかく「超」がつく程、お金を持っています。日本のトップCEOを想像して頂ければよろしいかと思います。 年齢、格好等々…。違うのは資産規模位です。 ※中国超富裕層を知る10のキーワード 1、高級会員制クラブに入会 2、ブログを書く 3、スポーツに投資、楽しむ 4、芸術品をコレクション 5、ボランティア的な行為に励む 6、壮大なパーティーに参加 7、豪華旅行(日本行きも人気) 8、子供の教育に投資 9、心身のカウンセリング 10、ゴルフ

⚫小資(シャオズ)(準富裕層)

この本はシャオズにターゲットの重きを置いているようです。 長い説明になるのでよろしくお願いいたします。

〇小資の特徴

○多くが若年層(20~30代)

○高学歴で仕事はホワイトカラーかフリーランス

○2億人以上存在する

○ある程度の贅沢を謳歌できる

○金銭的、精神的余裕があり、海外ブランド思考が強い

○日本をファッション、ライフスタイルの先進国と捉えている

○好奇心旺盛で欲しいものを買うことに抵抗がない。その為、中国国内外のオカネを循環させている主役。

○日本ブランドで気に行っている物 (例・・・時計、家電、化粧品、アロマオイル、オシャレでセンスが利いた台所用品、粉ミルク(←以前、国内でメラニン入粉ミルクが大事件を起こした為))

○上昇志向が強く超富裕層を目指している

○近年、小資は増加傾向にある。

○殆どが一人っ子政策の恩恵を受けていて、苦しい中国情勢も知らず、甘やかされて、金銭的余裕もあり、家族の愛や教育も水準以上に受けている。「小皇帝」「小皇后」「80后」と呼ばれている。

○上海、北京等の商業都市に多い

村上春樹の「ノルウェイの森」はバイブル的存在。

○海外映画、最新ブームに詳しく、(ルイヴィトンなど)ブランド志向。スターバックスでお茶、イケアの家具、恋愛至上主義、夜遊び上手

○甘やかされて育ったため消費へのハードルがとても低い。というか節約という概念が希薄。

○暗い日本歴史観も「それはそれ、これはこれ」と割り切っている現金的で現実的な人々 ※中国本土の近年の歴史 1978:鄧小平の下、改革開放政策が取り入れられ市場経済体制へ移行 1989:都市部と農村部の経済格差が広がったことも原因の一つで不満が「天安門事件」で爆発 1992:再び改革開放は推進⇒中国経済加速=毎年GDPが2桁成長へ。⇒都市部へ人々が集中⇒国民のライフスタイルが変化

○小資予備軍も学生に多い

⚫富裕層と小資の日本ブーム

理由は距離が近い。骨格、肌色が同じ(⇒ファッション系統)。考え方が欧米諸国よりも日本の方が似ている。ことです。

やはりJAPANブランドの安全性とクオリティは秀逸というわけで小資以上の方は自国製品よりJAPANブランドの方を高価ながら買います。(=中国製品は粗悪品やコピー品が多い) それもインターネットショッピングで。 (例・・・楽天では24万円でインターネットショピングモールを開設できます。)

⚫中国でビジネスを始めるための心得(気質や商習慣の違い)

○中国人は「騙す人々より騙される人々の方が悪い」という目で商品の売買を行いないます。つまり疑心暗鬼から商品を見ます。

○決断スピードがとても早いです。それに準じて中国ビジネスパーソンは細々としたスケジュール管理をしません。大まかにスケジュールを決めて、細かいビジネスは隙間時間に行います。

○「サービス」が無いです。逆に言えば日本製のサービス(例...説明書、翻訳)もJAPANブランドの1つと言えますね。

要約は以上です。 てなほなー⊂(`・ω・´)⊃バ