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☆分析【クリスティアーノ・ロナウド】

☆分析〈クリスティアーノ・ロナウド【自尊心】〉

彼の言う通り、ロナウドにとって2016年は最高のシーズンになった。取れるべきビッグタイトルは(リーグ制覇以外)全て手中にしたからだ。

彼を一言で言い表すと【自尊心(エゴイズム)】。国際タイトル奪取の最前列に居座ることで彼はリオネル・メッシを上回る存在感を示して各個人賞を総ナメした。 天性の賜物と上昇志向がもたらす研鑽が彼に栄光をもたらした。 『どんな手法でも構わないから得点を取る』。彼は現役選手ではナンバーワン。 その上、これは言い過ぎた感が否めないが、「ボクはハンサムで偉大でお金持ちだから嫉妬されるのも当然さ」という言葉にも頷ける。

しかし、ヨーロッパ選手権(Euro2016)や最近行われたクラブワールドカップにて彼の問題点、言い換えると【悪い意味での自尊心】が露呈される。

彼のポジション(配置)はサイドアタッカー。通常ならバルセロナリオネル・メッシやスペイン代表チームのアンドレス・イニエスタの様にサイドを経由しするチャンスメイクと相手サイドを封殺するのが役目のポジションだ。

しかし、クリスティアーノ・ロナウドはその役割を放棄していると言っていい。彼の主な居場所はゴール前のオフサイドライン周辺。つまりはサイドアタッカーの役割を捨てゴールゲッターと成り代わっている。 当然、彼のポジションである左サイドの攻撃は停滞し、守備面では無人の「穴」となっている。 当然、その穴を塞ぐことにチーム全員で取り組むのだが、彼の役割放棄を補填するため余分な労働(スタミナ消費)を課せられる。

Euro2016の決勝戦(ポルトガル対フランス)での彼の負傷退場が、その事象を表面化された一場面だろう。 劣勢且つクリスティアーノ・ロナウドが点を取れない状況で左サイドは完全に沈黙。 フランスの右サイドがポルトガルの左サイドを支配している状況だった。 しかし、クリスティアーノ・ロナウドの負傷退場によって状況は改善される。

ポルトガルの左サイドは安定した攻守レベルを保ち、フランスと互角の戦いに(結果は延長戦でポルトガルの勝利)。

確かに彼の身体能力やゴールセンスは驚愕の一言だ。 一瞬のモーションでシュート体勢に持っていける筋量、相手を弾き飛ばす様なヘディング、並走スピードetc……。

だが、チームプレーヤーとして並の選手である限り、その栄光は次世代のゴールゲッターに代替される。

彼の未来を、栄光を得る時間を延ばせられる道は(個人的な感想であるが)彼の【自尊心】にかかっていると思う。 左サイドのポジションを諦め、中央部に配置させてカウンター要員、又はセットプレー要員として甘んじられるか•••。

全ては(指揮官と)彼の決断にかかっている。そして、遠くない未来に彼の盛衰の岐路が来たると筆者は考える。 f:id:hodokawayuuki:20161222051423j:plain f:id:hodokawayuuki:20161222051433j:plain