【堀江貴文さん(ホリエモン)の球団買収はなぜ失敗したか?その本質は】
【堀江貴文さん(ホリエモン)のプロ野球買収失敗の大きな原因とは?】
現在、僕は堀江貴文さんのファンです。 しかし、当時はアンチでした。 それはネクタイどうこうではなく・・・。 もの言いが僕の琴線に全く触れなかったからです。
プロ野球の本質は老若男女に夢を与えることだと思っています。 しかし、当時の彼からは大風呂敷でもスポーツファンに向けた夢や哲学が一切抜けてました。あるのは「お金」の話だけ。「一企業」の話だけ(もしかしたら報道偏向がかかっていたのかも知れませんが)。
確かに球界の既得権益保守層は強力です。お金というバックボーン抜きにして球団経営は語れないでしょう。しかし、堀江貴文さんはファンをも味方に出来なかった。一言で言うなれば、球界に対する夢やビジョンが欠けていたんです。 ここで「僕ならメジャー随一の選手を引っ張って来て日本中のライトファンもコアファンも熱狂させませんよ」 とか 「僕なら日本球界をメディアミックスで世界に発信できますよ」 とかのビジョンを夢を語っていたら・・・。
きっと、オーナー権は近づいていたでしょう。 誰かにプレゼンするには「お金」以上に「夢」「ビジョン」を語ることが重要な局面が多々あります。 そこを当時の堀江貴文さんは見抜いていなかった。
しかし、そこから紆余曲折を経て這い上がった、成長した現在の堀江貴文さんは僕は好きですが。